ニュースNo.12 JR「皆さんの同意がなければ、工事に入れない」

投稿日: カテゴリー: ニュース(民商)

11月29日、2回目のJRの全体説明会に約160人が出席しました。JRは立ち退き理由を、
①防火・防犯の機能向上
②更なる安全性向上のための耐震補強工事
と、説明しました。

参加者は、国の耐震基準をクリアしていること、防火上も問題がないことを指摘、「モトコーの耐震工事は緊急性がない。商店街の活性化などは契約更新してから対等に話し合いを。」などと求めました。
しかしJRは更なる安全性向上のためと繰り返すばかりで、回答になっていませんでした。
また、いまだにテナントのところへ話に来ていないなど、テナントへの対応がなおざりであることへの批判もありました。営業や生活がかかった立ち退き問題でテナントは知りませんなどという態度は許せません。

JRは質疑のなかで、現在立ち退きを承諾している人は全体の5%~10%程度であることを明らかにしました。「立ち退きの承諾者が少ないままでも工事を実行するのか」との追及に、JRは「皆さんのご同意がなければ工事に入れません。」と答弁せざるをえませんでした。
モトコーが団結し、契約更新を求めれば、JRは工事をしないという発言です。

「まずは契約更新」の一致点で団結し、JRに契約更新を求めましょう!
「リニューアル」や「さらなる安全性」ついては、契約更新をした上で時間をかけて話し合えばいいのです!

JRは平成36年度まで8年かけて順番に工事を行い、既存店舗はテナントとして2・3・6・7番街に集約する案を提示しました。(建物所有権や借地権などの既存の権利は完全に消滅します。)
テナントとして契約する場合、新たな契約は、定期建物賃貸借契約となります。業種は飲食・物販等に限り、賃料は新築建物の周辺相場を参考にするとしています。
質疑のなかでJRは、耐震工事・防火防犯と、業種を飲食・物販等に限ることとは関係がないことを認め、耐震とは無関係の金儲け計画であることが明らかになりました。
再契約を誰とどのような内容で行うかはJRの裁量で決まります。
JRは「(再契約の相手について)ある程度の判断はします。」と、希望するすべての商店と再契約するつもりはないことを認めました。

また「定期建物賃貸借契約」とは何かとの質問には「個別でご説明に上がります。」「ここでご説明出来ることではありません。」と回答しませんでした。

☆定期賃貸借と普通賃貸借のちがい

定期賃貸借とは、更新がない契約です。
期間が終了した時点で確定的に契約が終了し、確実に貸主(JR)は借主を立ち退かせることができます。
期間終了時点で貸主(JR)が再契約に応じない限り、テナントとして営業を続けられなくなります。貸主(JR)に有利な契約で、借主にとっては、非常に不利な契約です。
(普通賃貸借の場合は、期間が終了しても原則、契約は自動更新されます。貸主は正当な理由がない限り、契約更新を拒否することはできません。)